珠洲での宿泊施設の勉強会のお話
能登半島の先端にあるまち、珠洲市の勉強会の講師をつとめさせていただきました。
テーマは「簡易宿所、民泊、農家民宿とは?宿泊施設の形態による違いを知ろう」。
今回で6回目の勉強会で、珠洲市ではすでに7軒の宿が開業したとのことで、すでに結果が出始めています。(講師としては2回目)
さて、テーマとなっている違いについて、調べてみると、元になっている法律や背景などがそれぞれ違います。
簡易宿所と農家民宿は「旅館業法」が、民泊は「住宅宿泊事業法」が元となっております。なので、申請の仕方や開業するための条件などが異なります。
一般的にどの地域でも関係する法律は、建築基準法 、バリアフリー条例、消防法 。珠洲や一部地域に関係する法律としては、自然公園法 、ホテル等の設置に伴う事前協議 、浄化槽法などなど。
いろんなハードルはありますが、ひとつひとつクリアしながら進んでいくと、必ずゴールがみえてきます。
このような珠洲のすばらしい景色や古民家を生かしていくための取り組みを今後も応援していきたいと思います。